見通しの利くパーゴラ
課題が見出される庭園
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定期的に訪れる“園丁”の散歩ルートをここから眺める

見晴らしのよい丘の東屋(パーゴラ)に立ち寄って、そこから「庭園」を見渡してみると、庭は「閉じられた空間」なのではなく、なんと周りの世界の有様によって大いに左右されており、いや、むしろ「有様」そのものがこの庭園の発端であったりすることが解るのです。その意味で、この「借景」は、もはや作庭のテクニックなどではなく、その背景そのものを楽しむためにこそ、この「課題が見出される庭園」の本質があったりするわけです。

なお、これらリンクは当園丁の勝手な基本方針として、リンク先のサイト制作者が、「リンクを張るべからず」との断りをしている場合を除いて、勝手に張らしてもらっています。当「庭園」へのリンクもインターネットの避けがたい性格上、勝手に行っていただいて結構ですし、それを禁じるすべもありません。事前事後に関わらず、リンクする意思をメールにて伝えていただければ、それはそれで光栄の至りであります。


April 14, 2004 Updated
久しぶりにリンク先が実際にきちんとつながっているかをチェックしてみたが、驚くほどURLが変わっているケースが多く、いかにみんなあちこちに引っ越ししながらウェブ経営しているかが分かった。ひとつにはオリジナル・ドメインの獲得などで場所が更新される場合だとおもうが、それ以外では、商売が続かなかったということを意味するらしく、寂しい限りなのである。(February 13, 2003)
「批評精神」の東屋
われわれの将来や生活に直接の影響を与え、場合によってはわれわれを殺しに掛かることも大いにあり得るのが政治の力。政治に対する無関心は「恰好の良いことだ」と言わんばかりなのがマジョリティの人々のようだが、無知が無関心を呼び、無関心が無知に輪をかけるというのが本当だとすれば、この分かりやすい世相批評サイトは、しあわせなわれわれ“高等遊民”の危機意識を喚起するものとなるかもしれない。Archivelago.comドメイン内の2番目のウェブである。(May 29, 2001 updated)
bs@web
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当「庭園」竣工へのアイデアと霊感を与えた張本人。とてもシンプルでスマート。「みんなが手本にしたらいい」とさえ思うサイトプラン。最近またデザインを「刷新」したばかり(でも内容の更新はない)。“園丁”の大学時代以来の友人でもある“草庭亭”のあるじは、仮想庭師ではなく、極超多忙な現実庭師である。(April 27, 2001 updated)
gaby's terrace
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ゲイビーではなくて、“がび”さんと発音。あまりに楽しくてsmartな人なので、独り占めしたくなるが、それは不可能。大変な売れっ子エッセイストでもあるんです。辛辣な彼女と話すことで、自分の男を研く?ことができると思い、せっせとバーにも通ってます。昔開いていた○○○カウンセラー、gaby's couchも要チェック(でも現在閉鎖中)。
'03 cafe 木下愛郎
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たぐい稀なる発想の持ち主、電光掲示板の“Real-time Poet”こと木下愛郎さんの走らせる謎のWeb site。彼の旧Cafeの文章は、Ear-Free Archiveとして永久保存していただきたいところ。当「園丁の今の言の葉」でも一度紹介した「興味深い青年」 。ブロードバンド時代を見据えた「新サイト新Cafe」はJava多用で、クリックする前に要注意。

「持続可能な経済」の東屋
ドイツの作家ミヒャエル・エンデの読者および研究者のためのページ。エンデの作品リストは言うまでもなく、R・シュタイナーの教育論や地域通貨の運動家の情報交換の場でもある。
M. Y. Hirotaさんの「哲学の広場」の一角を占めるエンデのサイト。NHKのテレビ番組「エンデの遺言」のoverviewができる。
地域通貨は幻想じゃない」。ある地域通貨制度(Ithaca Hours)を大々的に生活に取り入れた町、イサカ(ニューヨーク州、コーネル大学がある)のオフィシャルサイト。
地域資源循環型社会をめざすLETS - Local Exchange Trading System(バーチャルマネーを使用した相互扶助的な決済システム)の国内における実行グループのサイト。

ゲゼル研究会
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日本国内では数少ないシルビオ・ゲゼルのまじめな研究会。資本主義と社会主義を超えた経済理論の第三のパラダイムが見えてくる。「研究」だけでなく、「減価する地域通貨」の実践家たちの連絡場所でもある。ここも要チェック。

「隠された」東屋
abebooks.com
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“園丁”も確かに随分とお世話になったAmazon.comではあった。では、ここで「商売拡げすぎて、ちょっとディープなニーズに応えきれなくなってるんじゃないの?」とご不満の貴兄に、 全米の稀覯本・古本商店を結ぶこの頼もしいネット abebooks の検索能力に驚いて下さい。
人智学関連サイト。
幻想文学のデータベースは圧巻。当「庭園」のトップページでも抜粋されているR・ベルヌーリの翻訳をされた種村季弘氏が公認した(それってどういうこと?)と云うサイト、「種村季弘のウェブ・ラビリントス」を含む。
同じく、種村季弘氏に関するサイト。
少年ドラマ伝説
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これで一気に“園丁”の属する世代がばれる。過去の世界に飛んでしばらく戻って来たくないのなら、このサイトで遠くに行ってらっしゃい。「少年ドラマ」とは、要するに本当のドラマのことであった。
自分の誕生日の年の元号と西暦から今年が何年か割り出した経験ありませんか?(ない?)それじゃあ「明治元年って西暦何年だっけ?」とか調べたい人に便利なサイト、ではどうでしょう。

音楽の見える東屋(共演者の皆さまのリンク集は『噴水』へ移動しました)
Hipocondrie
Jan Dismas Zelenka
(1679-1745)
インターネットの威力は今さら改めて申し上げるまでもありませんが、このサイトを見つけたときは、ほんと感嘆の声を上げました。園丁の偏愛するバロック時代の真の前衛音楽家にスポットライトを当てる力作サイト。
映像芸術への理想追求に人生を賭ける、映画を愛する者が誇るべき気鋭の映画作家。全ロシア国立映画大学(VGIK)に赴き、大学院映画学科で監督・制作経験を積む。ドキュメンタリー1本と短編映画を含む3本の映画を発表。厳密な理論家でありながら、映画製作の実践を通して自らの映画理論を具象化しようという誠意にはいつも打たれる。ソクーロフの研究家、よき理解者でもある。[筆者は、今年の1月、Box東中野における西氏の作品ロードショウにあたり、映画のイメージに基づく3つの音楽作品中、1曲に作曲と演奏で参加。その際のライブ実況やレコーディング風景、そして映画シーンからの引用などを織り込んだビデオクリップ『夢の縫子』もこのサイト上で公開されている。](感謝!)
“園丁”のひそかに敬愛する棒振りの公式サイト。「音楽は技術に終わらない」ことを身をもって示し続けた「ロンドン下町のやんちゃ坊主」の想い出の部屋。奥さんとのツーショットが楽しめるCDライブラリは必見。
アメリカ東海岸の伝統的都市に華開いたある楽団(と指揮者)の記録。読むものを圧倒するリサーチの量 。 そしてその楽団への熱烈な思いの伝わってくる批評文。「古典音楽はヨーロッパ」などとうそぶく人が一度は訪れて欲しい。
日本の音楽の家内制手工業、荻窪グッドマンをサポートするサイト。(バックナンバーのグッドマン・インタビューが読める...部分もある。)
“園丁”の滞米中によく通った音楽の家内制手工業。「編み物工場」のサイト。ライブハウスを始めるにいたった発端をすべて赤裸々に語るKnitting Factory Storyには涙が出るほど笑わせもらいました。

人権・倫理・政治の東屋
たなか・さかい氏が発信する時事問題のリソース。自らの取材に基づく生々しいレポートは読む人の心を打つ。世界を2つの相対立する視点から見てみたい人、国際政治の舞台裏に興味のある人のための格好の場所。イスラエルにて右派・左派の両者から聞き込みをして書き綴った「パレスチナ見聞録」は必見。
パッケージ・ソフトウェ ア販売会社を興し、現在のアシストを育て上げた、創業者にして「親日家」B. Totten氏の日英併記サイト。OurWorldのページにて展開する氏のエッセイ、抜粋集、書評は、日米比較の検証にとどまらず経済や文化、政治、犯罪などの話題に及ぶ。
生命や文化関連など幅広い倫理問題に関するエッセイの読めるサイト。このサイトのある京都大学文学研究科倫理学研究室からも、さらにいろいろなサイトへ飛べる。

「陰謀のセオリー」の東屋
The Club of Rome
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ローマクラブのオフィシャルサイト
「本当の石工」のためのサイト。実用に徹した働くメーソンのためのサイト。「道具」も注文できる。
大事な家族や友人が「石工同業組合」に入ってしまったときの対策を提案する反・石工同業組合サイト。
歴史修正主義を「条件的」に擁護するサイト
すべての修正主義を「無条件的」に批判するサイト。 反・民族主義結社の「検索サイト」 としては、つかえないこともない。

遠距離通信ネットワークを通じて運ばれる日常の電子メール、ファクス、テレックス、電話会話を傍受するために使われるという"エ・シュ・ロ・ン"システムを解剖する。


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