「批評精神」の東屋 |
| われわれの将来や生活に直接の影響を与え、場合によってはわれわれを殺しに掛かることも大いにあり得るのが政治の力。政治に対する無関心は「恰好の良いことだ」と言わんばかりなのがマジョリティの人々のようだが、無知が無関心を呼び、無関心が無知に輪をかけるというのが本当だとすれば、この分かりやすい世相批評サイトは、しあわせなわれわれ“高等遊民”の危機意識を喚起するものとなるかもしれない。Archivelago.comドメイン内の2番目のウェブである。(May
29, 2001 updated) |
| 当「庭園」竣工へのアイデアと霊感を与えた張本人。とてもシンプルでスマート。「みんなが手本にしたらいい」とさえ思うサイトプラン。最近またデザインを「刷新」したばかり(でも内容の更新はない)。“園丁”の大学時代以来の友人でもある“草庭亭”のあるじは、仮想庭師ではなく、極超多忙な現実庭師である。(April
27, 2001 updated) |
| ゲイビーではなくて、“がび”さんと発音。あまりに楽しくてsmartな人なので、独り占めしたくなるが、それは不可能。大変な売れっ子エッセイストでもあるんです。辛辣な彼女と話すことで、自分の男を研く?ことができると思い、せっせとバーにも通ってます。昔開いていた○○○カウンセラー、gaby's
couchも要チェック(でも現在閉鎖中)。 |
| たぐい稀なる発想の持ち主、電光掲示板の“Real-time
Poet”こと木下愛郎さんの走らせる謎のWeb site。彼の旧Cafeの文章は、Ear-Free
Archiveとして永久保存していただきたいところ。当「園丁の今の言の葉」でも一度紹介した「興味深い青年」
。ブロードバンド時代を見据えた「新サイト/新Cafe」はJava多用で、クリックする前に要注意。 |
音楽の見える東屋(共演者の皆さまのリンク集は『噴水』へ移動しました) |
| インターネットの威力は今さら改めて申し上げるまでもありませんが、このサイトを見つけたときは、ほんと感嘆の声を上げました。園丁の偏愛するバロック時代の真の前衛音楽家にスポットライトを当てる力作サイト。 |
| 映像芸術への理想追求に人生を賭ける、映画を愛する者が誇るべき気鋭の映画作家。全ロシア国立映画大学(VGIK)に赴き、大学院映画学科で監督・制作経験を積む。ドキュメンタリー1本と短編映画を含む3本の映画を発表。厳密な理論家でありながら、映画製作の実践を通して自らの映画理論を具象化しようという誠意にはいつも打たれる。ソクーロフの研究家、よき理解者でもある。[筆者は、今年の1月、Box東中野における西氏の作品ロードショウにあたり、映画のイメージに基づく3つの音楽作品中、1曲に作曲と演奏で参加。その際のライブ実況やレコーディング風景、そして映画シーンからの引用などを織り込んだビデオクリップ『夢の縫子』もこのサイト上で公開されている。](感謝!) |
| “園丁”のひそかに敬愛する棒振りの公式サイト。「音楽は技術に終わらない」ことを身をもって示し続けた「ロンドン下町のやんちゃ坊主」の想い出の部屋。奥さんとのツーショットが楽しめるCDライブラリは必見。 |
| アメリカ東海岸の伝統的都市に華開いたある楽団(と指揮者)の記録。読むものを圧倒するリサーチの量
。 そしてその楽団への熱烈な思いの伝わってくる批評文。「古典音楽はヨーロッパ」などとうそぶく人が一度は訪れて欲しい。 |
| 日本の音楽の家内制手工業、荻窪グッドマンをサポートするサイト。(バックナンバーのグッドマン・インタビューが読める...部分もある。) |
| “園丁”の滞米中によく通った音楽の家内制手工業。「編み物工場」のサイト。ライブハウスを始めるにいたった発端をすべて赤裸々に語るKnitting
Factory Storyには涙が出るほど笑わせもらいました。 |