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窒素ラヂカルの「正論・暴論」

21世紀を迎えて人類は文明の大きな曲がり角に立っている。しかし情報は溢れているにもかかわらず、自分が曲がり角に立っていることに気づかぬ 人も多い。そして多くの人は従来の延長線上でしか未来をとらえられない。このような大変化の時代には、過去の知識や経験は有益であるより有害であることも多い。

今日本が直面している困難も、多分これまで経験したことのないものだろう。本屋にはその打開策を提示したと称する本があふれ、毎日のメディアで数々の議論が戦わされていても、納得できる識見には滅多にお目にかからない。政治家も経済人も学者も、考えあぐねているか、あるいは「根拠なき楽観」に基づく浅薄な議論を繰り返しているというのが実状に近いだろう。特に世界第二位 の経済大国における経済問題での議論の混乱は、世界経済への影響も大きいだけに深刻である。

我々は10-15年前のバブルの時期における専門家・その道の権威者の、判断力の完全欠如を忘れてはいない。そして今また、政治・経済・社会各分野でのBest and Brightest達の論議も、多くが誤っている可能性が高い。知識や経験が豊富であればあるほど、過去にとらわれて変化を感知できないからである。今回の自民党総裁選挙での、橋本派の完膚無きまでの敗北は、日本全土における政治意識の大変化と自らの基盤の融解に気づかぬ 、その派の幹部達の愚かさを見事なまでに浮き彫りにした。

今は時代の大潮流のうねりを肌で感じ取り、その通奏低音を確実に捉える感性が人にとっては必須である。このページは窒素ラヂカルの感性で捉えた世相批判である。


○窒素ラヂカルの横顔

1933年生まれ。大学では化学専攻。ある一部上場企業で医薬開発と生産管理に従事。研究所長、工場長、常務などをへて退任後、みずからデータベース作成ベンチャー企業を設立、現在に至る。


○『正論・暴論』目次 Updated 2005/10/17

2005.10.13 New! 経済格差の拡大は防がなければならない
2005.9.27 New 国民投票法与党案のおぞましさ
―投票に当たって国民は情報を得られない?―
2005.8.31 小泉「すり替えマジック」の数々
―しっかり目を見開いてマジックを見破ろう―
2005.8.25 自民党新憲法草案を読む
―「穏健」の陰に隠された罠―
2005.8.16 こんな自治体もあったのだ
―自立のための矢祭町の壮絶な戦い―
2005.8.8 NHK番組への政治介入
―どちらが嘘をついていたか―
2005.7.4 国民の知らない間に進む日米軍事一体化
―テレビが若貴スキャンダルを垂れ流す間に―
2005.6.18 地方政治改革への道遠し
―ひどいのは大阪市だけではない―
2005.6.7 劣化する政治家の外交センス
―町村氏に外相の資質があるのか―
2005.5.27 国連改革なら拒否権の制限をこそ
―日本は国の新しい行き方を示せ―
2005.5.13 東シナ海を紛争の海にするな
2005.4.11 中韓の反日不信を根本的に是正せよ
―発想を転換しなければ未来は開けない―
2005.3.31 堤一族には税務調査をこそ優先せよ
―金融資産への課税を真剣に考えるべき―
2005.3.19 「人権擁護法」という名の「言論制限法」
2005.3.6 「希望格差社会」は克服できるか
2005.2.19 国会の泥田に咲く花
―キラリと光る質問者もいる―
2005.2.07 ヨン様・純ちゃん・自己責任
―自由から逃れたがる人々―
2005.1.27 検察の公平・公正さを疑う
―法の下での平等は踏みにじられている―
2005.1.17 NHK番組への政治介入問題の本質
―これは安部晋三による二重の言論弾圧だ―
2005.1.10 戦後還暦の年を迎えて
―価値観分裂の時代―
2004.12.30 国会形骸化の向こうに見えるもの
―国民はどこへ連れて行かれるのか―
2004.12.17 経済制裁した後に何があるのか?
―いきり立つだけでは拉致問題は解決できない―
2004.12.09 安易な「増税反対論」を排す
―目先の損得より破綻を防ぐ賢さを持て―
2004.11.30 中国での暴動頻発の底に潜むマグマ
―崩壊する農業と官僚の腐敗をどう捌いていくのか―
2004.11.10 ロシアはチェチェンで何をしてきたか
―行き着くところは民族抹殺か―
2004.10.28 米世界戦略に組み込まれる日本
―米提案を拒否して独立を守れ―
2004.10.14 あなたは家族一人当たり570万円の借金を返せますか
―この問題を抜きにして日本の将来は語れない―
2004.9.25 笑劇「郵政民営化」
2004.9.12 ニュージーランドは行政改革の反面 教師?
―我々はどういう社会を作りたいのか―
2004.9.2 民主党よ、どこへゆく
―小沢の思惑と安全保障論議の行方―
2004.8.24 ヘリ事故の現場検証もできなくて独立国といえるのか
―これほどコケにされて国民は何故怒らぬ―
2004.8.11 日中関係を危機に陥れるな ―日中首脳は相互訪問に踏み切れ―
2004.8.3 どこへ行った経済論争
2004.7.19 参院選の結果 をどう見るか ―これからが民主党の正念場―告―
2004.7.8 自民党の卑劣な選挙広告
2004.6.24 戦後最も危険な宰相と危険な社会情勢
2004.6.14 ブッシュの幇間(太鼓持ち)、小泉の暴走
2004.6.5 この暴挙に国民もメディアもなぜ怒らぬ
―委員会の質問者無視は議会の自殺行為だ―
2004.5.23 金正日に手玉 に取られた純一郎 ―泥棒に追い銭の国辱外交―
2004.5.16 純一郎の再訪朝と年金未加入問題 ―どさくさ紛れを狙う危険な賭け―
2004.5.5 憲法改正に欠かせない視点 ―憲法は権力を抑制するためにある―
2004.4.27 日本の農業をどうするか? ―目に見えない危機は確実に忍び寄る―
2004.4.19 今更国連とおっしゃいましても ―中途半端な方針転換では協力は得られない―
2004.4.9 「絶望」へのコーナーを回ったイラク
―もはやベトナム化・パレスチナ化は不可避―
2004.4.3 「出口はないが正しい道」というのはあるのか?
―福井日銀・財政・円売り介入・そしてイラク戦争―
2004.3.21 中国とどう向き合うか ―相互新思考外交の勧め―
2004.3.10 大人の議論、子供の議論―国際問題に正邪を絡めるのは子供か―
2004.2.25 新生銀行再上場の苦み−カネボウでも税金の使い道を監視せよ
2004.2.13 「景気回復」を検証する
―粉飾国家の精算はこれからだ―(下)
2004.2.13 「景気回復」を検証する
―粉飾国家の精算はこれからだ―(上)
2004.1.27 駐イラク外交官を殺したのは米軍だった!?
―政府はなぜ遺体から摘出された銃弾を隠すのか―
2004.1.20 山本一太・世耕弘成両議員の「闘論」を聴いて
―政府の情報操作はまっぴらだ―
2004.1.12 検察・警察全体の犯罪は誰が摘発するのか
―裏金国家では政治・マスコミもあてにならない―
2004.1.4 宗教を相対化しなければ人類に救いはない
2003.12.26 改革の 正体見たり 枯れ尾花
―道路公団・年金に見る小泉改革の惨状―
2003.12.15 民主主義を装おって永久独裁政権を意図するプーチン
2003.12.02 小泉純一郎に殺された二人の外交官
2003.11.28 パンドラの箱を開けたイラク戦争
2003.11.19 総選挙結果 を受け、公明党に問う
2003.11.05 これでも腹が立ちませんか?
公的不良資産を作り続ける犯罪者集団 ―厚生労働省の巻 その2―
2003.10.23 小泉の心中外交はご免だ
2003.10.18 「詭弁宰相」純一郎の頭
2003.9.30 自民党はマニフェストを作れるのか
2003.9.18 いつの間にこんな国になったのか
2003.9.8 おかしな、おかしな自民総裁選
2003.8.31 急坂を転がり落ちるかFoolish Bush
2003.8.18 これでも腹が立ちませんか?  
公的不良資産を作り続ける犯罪者集団
 ―厚生労働省の巻―
2003.7.29 民主・自由合併は吉か凶か
2003.7.13 ねじれ解消の好機
2003.7.3 「安全」への対極的な二つの道
2003.6.13 強硬策一本では北の核開発を促進する
2003.5.3 いわゆるケーガン論文の意味するところ
2003.4.1 歴史的誤りを犯した純一郎
2003.3.9 ならず者 俺のことかと ブッシュ言い ―最も危険な国、アメリカ―
2003.3. 経済のメガトレンド
2003.1.15 小泉の大馬鹿野郎
2002.12.28 条件の違いを無視したら歴史には学べない
2002.12.9 「責任」へのセンサーを欠いた人々
2002.12.1 焼きが回った鳩山由紀夫
2002.11.13 経済論争の空しさ
2002.10.9 竹中シナリオは必ず破綻する
2002.9.24 変われなかった民主党
2002.9.20 何と無惨な! それでも小泉を支持する
2002.9.9 田中康夫の「資質」
2002.8.22 一人称で反省する
2002.7.4 資本主義はどこへ行くのか? [下]
2002.7.4 資本主義はどこへ行くのか? [上]
2002.5.31 小泉さん、あんたは一体何者?
2002.5.1 官という名の、この度し難い人と組織
2002.3.21 無宗教の勧め -大義なき神々の戦いを憂える-
2002.3.5 ヒトはどこまで賢くなれるか
2002.2.4 小泉堤防の蟻の一穴 -純一郎の大チョンボ-
2002.1.27 やっぱり伏魔殿だった
2002.1.11 ねじれ政治はもう沢山だ
2001.12.10 政策決定の手続きを変えよ
2001.11.1 若きT.M.君へ
2001.10.28 どこまで堕落するのか、公明党
2001.10.13 Don't show the flag.
2001.9.27 どさくさ紛れの悪政を見逃すな
2001.9.20 危機管理の本質を問う
2001.9.16 ブッシュよ、目覚めよと呼ぶ声あり  −報復コラール前奏曲−
2001.9.8 マイナス成長でおたおたするな  −いつまで政府に頼るのか−
2001.8.17 今の金融政策は何をもたらすか
2001.8.5 官邸は町火消し?
2001.7.25 小泉首相に“歴史観”はあるのか?
2001.7.2 小泉改革の後に来るもの
2001.7.2 首相、それでも靖国ですか
2001.5.27 教科書問題に思う
2001.5.13 構造改革と景気
2001.3.20 200x年 日本崩壊
2001.3.19 確か、それは犯罪でしたね(宮沢さん!)
2001.3.5 行政改革での忘れ物  −官の長の役割とは−
2001.3.2 経済政策上の三つの錯覚
2001.2.10 鳩山氏よ 党首を退け
2001.2.10 システムを組み替えなければ望みはない
2000.12.23 今、憲法改正をいうべき時か?
2000.8.13 もはや政府頼みは通 用しない
2000.x.xx 日本経済をめぐる議論について
1998.11.22 堺屋経済企画庁長官殿

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