中溝のライブ活動の方向を決めた運命のアルト奏者、
小川圭一との久しぶりのライブセッション。
忘我の“白い”リードの咆吼に耳を傾けよ。

久しぶりに小川圭一氏と演奏上での再会。期せずしてというか、予想通りというか、テンションが否も応もなく上がりました。学ぶことも多い妥協なきセッションでした。後半は故高木元輝氏に捧げられ、ギターの加藤ヨシキさんを交え、また対バンの福島幹夫さんやそのゲストのドラム奏者も乱入して、2002年グッドマン最後を飾るに相応しい？演奏となりました。

　

この日は思うところあって、オーボエとイングリッシュホルンだけでゲスト参加しました。最初はドキドキ、だんだん乗ってきて最後は楽しく演奏させて頂きました。他のゲストの皆さんもそれぞれ面白く、個性があって楽しみました。

この日のゲスト参加者（全員ひとりずつ15-20分ほど演奏）：
神垣（piano, toy piano）
富田秀康 (guitar)
中溝俊哉 (oboe & English horn)
新井陽子 (piano)
清水浩 (electric guitar & trombax)

定番トリオ 第17回
音の洪水、オルギア祭
対バンなしのワングループ・パフォーマンス

ゲストは、body languageのYoshimasa KAMEDA
アレクザンダーのバッスーン奏者Yoshihiro INADA
がロンドンより登場！

もんじゅ連のライブは、毎回演奏していて何らか「感動的な体験」というのを経由するんですが、この日は一体なんだ？　そもそも入りきれないほどのお客様！笑いの止まらない第３部。俺たちはコミックバンドではなかったはずなのに！　いくら亀田さんが「注目株」だとしても、それはないだろう！（また来て下さい！）真剣にやっていて、ウケるということがあるわけですね。それから、ロンドン在住のbassoonの稲田さんは、高校時代に遡る最初の即興パートナーのひとり。その当時彼はリコーダーとサックスと声をやってました。いまでもその声は素晴らしいですが。生まれながらの即興者かも知れませんね。

Independent Underground Music Festival
19(木)〜23(月)副島輝人プロデュースの夜vol.10の一夜。

対バン：foam music
松本健一sax 山本ヤマtp 助川久美子bs 加藤哲子ds

この日は、正式にはoboeとEnglish hornのみで参加。ジャムセッション化した最後はちょっとピアノを弾きましたけど。この日は考えてみると、よくすれ違っている神田晋一郎さんと同じステージに上がりました。神田さんの「耽美」的な音のセグメントと卓生さんのこれまた美しい響きのギターに左右挟まれて、右往左往して吹きました。これは結構、成立する世界かも！

対バンも結構好きな演奏だったな。foam musicは、良く実態を表しているバンド名だと感じました。今度、もんじゅ連か何かでも、どこかで「対バン」になって下さい（あつかましくも）。

はるばる高松から登場して謡いまくる即興リード奏者、岡部氏。
先日（7/1/2002）にゲストとして共演。
夢の東西二枚舌 (double reeds) 対決、フルスケールで！
（プラス鍵盤打楽器対決も）

う〜む。楽しかったなぁ、久しぶりの岡部さんとのデュオ。対バンは、Wind Syncのえみゅ＋小野。それに中溝亜紀子はゲスト参加。この３人のヴォイスパフォーマンスに、岡部氏の篳篥、私のピアノで最後に五重奏をやりました。

さらに面白みを目指して、2003年３月末に岡部氏とは、再会を果たす予定。

今年の４月から徐々に始動を開始した新コラボレーション。
スティックとダブルリードの饗演。ミニマル・エスニックドラムのGrant Bosnick参加。

久しぶりのペンギン登場で、しかも久しぶりのメンバー再会。やや緊張するシチュエーション。３番目のグループでほとんど人が目当てのグループを聴き終わったら帰っちゃうのかぁと思われましたが、残っていただいたお客様のおかげもあり、ほとんど満席の状態。演奏が終わってとても暖かい拍手を頂くことが出来ました。演奏が終わって目を開けたら、何人かの人が熱心に拍手をしてこちらに肯いているのが目に入りました。幸せだなぁ、こういう瞬間って。皆さま本当にありがとう！

定番トリオ 第16回
音の洪水、オルギア祭

対バン：中村秀則 (12-string guitar)

夕方の時間帯に戻したのは、対バンの方から刺激を受けたかったこともあります。そうしたら早速12弦の中村氏との久しぶりの顔合わせに。相変わらず完成した素晴らしい演奏を聴かせていただきました。そのおかげもあって？か、いつもに勝るとも劣らない「聴きながら演る」の瞬間があり、最高の時間が過ごせました。最後に中村さんにお付き合いいただいて、四重奏になりました（あの、私のオーボエって中村さんのギターと音色が合うと思いませんか？）。

英国のヴォイス・インプロヴァイザーであるフィル・ミントンとiituの八木橋司＋佐藤行衛がほぼ３週間に渡って敢行する「韓国-日本ツアー」。日本に入ってツアー２日目に行われる横浜エアジンでのライブは、私が参加してクァルテットとなります。

「声がひとりひとりの持って生まれた楽器である」ことを伝えて回っているPhil Minton氏は、ある種のvoice performing evangelist（伝道師）とも言えるかも知れない。そのパフォーマンスのスタイルやそれに望む態度からも、まったくegotismを感じさせない人柄。この日の演奏後の交歓会から、翌日（10/14）の小金井アートランドでのworkshopに「通訳者」としての参加することが急遽決定。そのworkshopが、この日の本番に劣らぬ楽しいもので、楽器を持たずに参加した私は、目から鱗が数枚ぽとぽとと落ちて、完全にvoiceの世界に目覚めてしまいました。もう、戻れません！
　楽器もそうだけど、パフォーマンスは、やって初めてそのすごい内的な激動が体験できるものです。その血沸き肉踊る身体から直接来る感激が、演奏者（パフォーマー）にとっての「演る理由」なんだと改めて再体験させられました。

EXIAS: Wind + Strings Ensemble

Bishop Recordsの近藤氏のご厚意で実現したイレギュラーユニットでの参加。ビンスパークも初めて。河崎純さんと音を出すのも初めて。そして、こんなに若い人が客席に鈴なりになって、しかも立ち見客がいる状態でのライブも初めて？。初めて三昧ですが、緊張感の中で時間はあっと言う間に過ぎました。河崎さんとの時間を作って欲しいと近藤さんに無理を言って、編成組み合わせを直前になって変えて貰ったりして、いつもながらわがままをきいて貰ってしまいました。

永年毎月グッドマンに出演してソロパフォーマンスを
続けてきた“アルコベース”の瀬川氏とのデュオフル出演。

対バン：神田晋一郎 (piano)＋堀尾暁子 (cello) Duo

瀬川氏とは、6/21にゲスト出演させて頂いて以来、最初のデュオ。楽しませていただきましたが、「まだまだこれから」もっと面白くなりそうな予感が。まさか再びピアノの弦を切ることになろうとは！（ちょっとショック）

急遽公演が決まった「東方巡礼」の公開即興会。
日本の寺院に響く管楽器中心の即興パフォーマンス。
音、声、動きのコラボレーション。
緊急の事情によりメンバーに変更があります。

対バン：海道雄高 (contrabass)
最後一緒に音出しが出来て、埒を空けられました。
海道さん、ありがとうございました。

渡辺昭司氏(percussions)とのあの素晴らしいデュオ
（第９回）の後、 どのような展開があるのだろう？

対バン：橋本英樹 (trumpet) + 浅井祐一 (trombone)デュオ